2010年7月21日水曜日

南米で大寒波

アルゼンチンや南米各国で大寒波

ロコスケです。


これはエネルギー保存の法則でしょうね。

大熱波がどこかにあると、どこかに大寒波が生じます。

豪雨があればどこかで大なりしょうなり旱魃が起きます。

地球と言う限られた地表の中でバランスを保つ働きが生じるものです。


そしてバランスを保ちつつ温度の平均値が上昇していくのが温暖化だと思って

おります。

かつて寒すぎて生育が不可能であった農作物が北海道で収穫可能となりつつ

あります。

要するに生産性が向上するので喜ばしいことではありますが、それにも限度が

あって、あと4度くらい上昇すると暑過ぎて日本全体では下落します。


温暖化で気象に今までよりエネルギーがより多く加わり、見たことがない雨や

、台風や竜巻がこれから予想されます。

洪水や旱魃もダイナミックとなるでしょう。

ダム論議に微妙な影響を与えることになります。

これからは、豪雨が桁違いになりますので、地下街や地下鉄駅を普段利用

する人は注意が必要ですし、近所に崖がある場合、崖の頂点から斜め下に

45度の斜線を引いてその内側に建物や道路がある場合、連続した雨では

近寄らない用心さも必要になってきます。

1日に400ミリを超える雨量や1時間に30ミリを超える雨が数時間続く場合も

極端に危険度が増します。


今後は、そういう気象や気候変動に備えて行かなければなりませんね。

2010年7月18日日曜日

トヨタ、新興国へ専用車(雑学編)

トヨタ、新興国向け専用車 印・ブラジルで同一車種(産経新聞) - goo ニュース


戦うビジネスマンのひねりのある時事解説「トヨタ、新興国へ専用車

ニュース編)」の続編です。

ロコスケです。


現在のインドでの自動車販売で成功する要素は、まず低価格であること。

そして価格にお買い得感が伴う装備や乗り心地です。

現地に根を生やして、そこの国民が必要とするニーズを調べて、余分なものは

徹底排除する必要があるでしょうね。

感覚的に言えば、昭和40年初期の軽自動車のスバルやホンダN360、

キャロルやミニカ程度のレベルで良いと考えます。

価格も、その当時で35万円程度(クラウンで100万円で買えた)でしたが。

トヨタも先進国での販売に頭打ちとなった現状で、やっと開発途上国への販売に

本腰を入れ始めたということです。

トヨタの輸出の主力のカローラは、欧州の市場調査の結果を最も重視したもの

でありまして、開発途上国のニーズに合っていません。


現地生産で最も成功しているのはフォルクスワーゲンでしょう。

十数年まえからブラジルなどで現地生産を開始。

その大陸の国々に販路を広げることにすでに実績を積んでおります。


ホンダは、数年前にインドでの低価格競争に参加しないと早々に

表明しております。

理由は、低価格を求めるのであれば中古車を購入すれば良い。

その方が高い品質の車を購入することが可能であるから。

この考えには同調はしますが、メーカーとして新車販売のシェアを広げることには

限界を感じます。


何でもコピーして偽物を売る中国では、ベンツ風な車とか氾濫しすぎであります。

その点においてはインドの方が好感を抱きます。

次回のワールドカップ開催の頃、どの自動車会社がどれくらいのシェアを占めてい

るのか、楽しみながら推移を見守りたいです。

2010年7月15日木曜日

急発進は運転ミスがほとんどである。(雑学編)

ロコスケです。


戦うビジネスマンのひねりのある時事解説」の続編です。


つい最近、日本国内であるタクシー会社のタクシーが暴走して何かに突っ込ん

だとの報道がありましたね。

老運転手は、以前から車の調子がおかしくて整備さしていたと証言。

困惑したのは担当した整備士でしょうね。

車に不具合なんて無かったのですから。

まさか整備士が、不具合があったのは運転手の方だとは思っても言えないで

しょう(笑)


さて、続編に入ります。

参考までに、最も強力な電磁波を発射してコンピューターを狂わすものは何か?


それは、核爆発です。

ロシアや中国の戦闘機、特に北朝鮮の戦闘機の電気系統には、旧式ではあり

ますが現役で配備されている少なくない機種で、未だ真空管が使用されています。

真空管だと言って馬鹿にしてはいけません。

真空管は電磁波の影響を受けにくいので核戦争になれば、米軍機よりも有利な

戦いを展開できます。

旧式が新型を上回るというのは面白いですね。


雑学ついでにもう一つ、おまけを付けましょう。

米軍のエージス艦は一つのレーダーで8機ぐらいの戦闘機を同時捕捉して攻撃が

可能です。しかし、そのレーダーが攻撃されて破壊されたら壊滅的打撃となります。


しかし、ロシアの護衛艦は、そういう技術がないので何台ものレーダーを積載

しております。

だから、一つや二つのレーダーが破壊されても、能力は致命的にはならないのです。

しかもレーダーには真空管が多用されているので核攻撃に対応可能ということです。


以上、旧型が新型を上回るという笑える話でした。


話題が横道に逸れましたが、急発進は運転ミスから生じると僕は思っております。

トヨタを始めとしてほとんどのメーカーに急発進のクレームが寄せられている

のは事実であります。

しかし、裁判対策の為か、はっきり否定するメーカーはありません。


ロコスケはメーカーに提言します。

不良品という内的要因は品質管理の徹底を図ることである程度 防げるが

外的要因として電磁波での干渉の可能性があるのならば、本体をシールドして

それを防ぐ設計をすべきではないか?

わずか数千円のコストで可能であるので、それを渋る理由はない筈である。

2010年7月1日木曜日

世界不況、再び悪化?(雑学編)

英経済、再びリセッションに陥る可能性=ポーゼン中銀金融政策委員(トムソンロイター) - goo ニュース


ロコスケです。

つい先日、米国のFOMCの議事録の中で経済悪化の兆しがあるとの内容が盛り込まれていた記憶があります。
米国住宅着工数が再び落ち込み始めました。

これは優遇税制などの住宅購入を促進する制度の期限が切れたのが直接原因
だとされています。
昨日、ニューヨーク ダウが年初来安値を更新しました。
明日(2日)の米国雇用統計では厳しい数字が出る可能性が非常に高いです。
FRBの今後の手腕を期待しますが、原油流出事故が米国の経済に微妙に影響を及ぼし始めたと思ってます。


ここにきて、英国でも経済悪化を危惧する発言が出てきたことは、注目して
おくべきでしょう。
とにかく欧州はギリシアの経済危機が景気悪化を引導しているのは間違いありません。
ドイツのメルケル首相IMFによって再建が進められていますが、世界不況の真っ只中で、困難を極めております。
ギリシアの経済問題は、国民性を含めて根深いものがあります。
単にユーロをつぎ込んで赤字補填だけでは、必ず再建は失敗するでしょう。

中国は世界不況の中で一人勝ちしておりますが、その主要な原因として人民元の不当な安さを上げることが出来ます。
米国の国債を多大に購入することによって、人民元を多く消費して人民元
意図的な下落を図り(現実には上昇圧力をなくす意図)、輸出の増大を進めて
国内生産を拡大しました。
米国として、米国の国債の最大購入国である中国に対して、クリントン国務長官
中国に訪問さして礼を尽くしてきましたが、ここにきて、人民元の切り上げを
強く要求するに至りました。
さすがの中国も、米国の顔色をうかがいながら人民元の切り上げを弾力化という名目で
最小限の幅で認めざるを得なくなりました。
今後とも人民元の切り上げ圧力は増え続けるでしょう。

中国が世界の経済を引っ張っているように見えなくはありませんが、ギリシア危機
を上回る経済爆弾を抱えていることも忘れてはなりません。
上海万博が終わった頃にバブルがはじけるという、北京五輪以前からの懸念です。

日本も国内で様々な問題を抱えておりますが、一刻も早く景気回復を果たさないと
2番底の悪化が待ち受けるでしょう。