トヨタ、新興国向け専用車 印・ブラジルで同一車種(産経新聞) - goo ニュース
戦うビジネスマンのひねりのある時事解説「トヨタ、新興国へ専用車
ニュース編)」の続編です。
ロコスケです。
現在のインドでの自動車販売で成功する要素は、まず低価格であること。
そして価格にお買い得感が伴う装備や乗り心地です。
現地に根を生やして、そこの国民が必要とするニーズを調べて、余分なものは
徹底排除する必要があるでしょうね。
感覚的に言えば、昭和40年初期の軽自動車のスバルやホンダN360、
キャロルやミニカ程度のレベルで良いと考えます。
価格も、その当時で35万円程度(クラウンで100万円で買えた)でしたが。
トヨタも先進国での販売に頭打ちとなった現状で、やっと開発途上国への販売に
本腰を入れ始めたということです。
トヨタの輸出の主力のカローラは、欧州の市場調査の結果を最も重視したもの
でありまして、開発途上国のニーズに合っていません。
現地生産で最も成功しているのはフォルクスワーゲンでしょう。
十数年まえからブラジルなどで現地生産を開始。
その大陸の国々に販路を広げることにすでに実績を積んでおります。
ホンダは、数年前にインドでの低価格競争に参加しないと早々に
表明しております。
理由は、低価格を求めるのであれば中古車を購入すれば良い。
その方が高い品質の車を購入することが可能であるから。
この考えには同調はしますが、メーカーとして新車販売のシェアを広げることには
限界を感じます。
何でもコピーして偽物を売る中国では、ベンツ風な車とか氾濫しすぎであります。
その点においてはインドの方が好感を抱きます。
次回のワールドカップ開催の頃、どの自動車会社がどれくらいのシェアを占めてい
るのか、楽しみながら推移を見守りたいです。
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