2010年5月7日金曜日

ギリシヤの経済的混乱の裏事情

ギリシャ政権、最大の危機=抗議続行、情勢不安続く(時事通信) - goo ニュース

ロコスケです。

はっきり言って、ギリシヤの国民を好きになれませんね。

考えれば考えるほどに腹が立ちます。

何でこんなにずる賢いのか?


政府に対して理由を見つけてはストライキという揺さぶり行為ですが、目は政府に

向けているのではなくEUにあると思えてならないのです。


前政権が粉飾した経済が暴露されて、現在の政権が財政の建て直しをしている訳

ですが、それにしてはストライキが多すぎます。

建て直しには、EUIMFその他の国々からの援助が必要です。

その為には、国内をある程度引き締めて国民の生活も犠牲にしなければならない

ものであります。

ところが、それも不満でストライキを繰り返しております。


本来なれば、建て直しの為に誕生した新政権には協力的で支持をするのが普通

でしょう。ところが、そうでないところにギリシヤ国民のずる賢さが見えるのです。

どうせ、EUが放置するはずが無い。ギリシヤが崩壊すれば他のユーロ圏内の

諸国も打撃を受けるからと。だから、耐乏生活をする気もなし。

だからEUを揺さぶっているように思えるのです。


そんなところでしょう。

ずる賢さは、普段の生活にも現れております。

ガソリンは地中海を行き来する他の国の安いガソリンを購入して自国への税金

を払わない。

マーケットでは二重帳簿で脱税。

公務員は不必要な人員で手厚い厚遇。


ありとあらゆる手段で国を欺く国民集団と断じて差し支えないと言えるでしょうね。

これはギリシヤが小集団の都市国家として栄えた歴史で芽生えた国民性なのか?


建て直しには、裏経済の徹底的な破壊が必須でしょう。

北朝鮮のように生活防衛のために存在し、国もある程度認めているものとは

訳が違います。

現在の政府の対応もまずさが目立ちます。

消費税を21パーセントから23パーセントに上げるよりも、脱税行為を摘発する

方がはるかに税収入が増えるでしょう。

消費税を上げると裏マーケットも更に大きくなると推測します。


まじめに税金を払っている人たちの負担を増やすよりも、脱税で利益を得ている

連中から絞り上げる方が国民からも支持を得やすいと考えますし、順序としても

当然でしょう。



それなのに簡単に税収入を得られることを優先して増税策を選んだのは、あきら

かに愚策であります。


何だか、国民も国民だけれど、政府も政府だと思います。(粉飾は意図的?)

EUIMFからの援助は国ぐるみの陰謀か?  冗談でも笑えない!

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